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金融業界歴30年の当社社長厳選!「お金」の本3選

外貨ex byGMO 公式note

生きていく上で切り離せないお金のこと。そんなお金について理解を深めたいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、金融業界歴30年の当社松本社長に、「お金」に関するオススメの本を厳選3冊紹介していただきました。


オススメ①:お金との上手な付き合い方が分かる一冊

僕が考える投資について
松浦 弥太郎

投資をはじめる理由はさまざまだと思いますが「もうけたいから」「老後の資金が不安だから」など、お金中心に考えている人が多いと思います。本書はそんな人にこそ読んでほしい本です。

投資にはリスク(損失)とリターン(利益)がありますが、リスクが怖いから、もうかる商品や手法を安易に知りたがって失敗してしまうパターンが多いです。

でも投資は本来、その人の未来を豊かにするためにあるものです。
本書は、まず自分にとっての有意義なお金の使い方を考えよう、お金に「この人好きだなぁ」って思われるような使い方が大切だ、というようなことが書いてあります。
投資を人との関係性に置き換えて思考しているのですが、この考え方で投資に向き合うことができるとしたら、その人の未来はより豊かになると思います。どうせ一度きりの人生なので、お金に振り回されるのではなく、お金と上手に付き合って、人生の選択肢が増えるような投資を目指したいですね。

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オススメ②:お金に支配される人生から抜け出すために大切なことが書いてある一冊

お金の正体
松本 大

私の「日本中に投資を拡げる!」というライフワークのきっかけを提供してくれた、以前の職場のボスであるマネックス創業者松本大さんの著書です。金融マーケットの第一線で長く活躍されていて、かつ日本が誇るイノベーターである著者が分かりやすく、現在や未来のお金の在り方について教えてくれる一冊です。

お金=自分自身、という結論は、まさに日本の投資教育を大きく変える発想であり、投資は体験することに価値があると実感している私には、とても共感できる内容です。

お金を「信頼」「価値」「想い」という3つの要素で説明していて、お金という物質が大事なわけではなく、それを渡す人、受け取る人、使う人、など人々の行為自体に意味があると気づかせてくれました。
これに気づかないと、結局お金に支配される人生になってしまいます。このエッセンスを日本中に拡げることで、日本を変えたいとあらためて決意した本です。

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オススメ③:お金の不変な本質を世界史から学べる一冊

一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 経済編
山﨑 圭一


お金という概念は、人類が地球で生きていくために必要不可欠なものです。子どもからお年寄りまで、それぞれの生活と密接に関係していますし、お金の使い方で人それぞれの運命が変わってしまうとまで言えます。

お金の本質は、過去から何も変わっていません。本書はそんな大切なことを、学校の授業で習った世界史をベースに教えてくれます。古代ギリシア時代に貨幣や硬貨が誕生した時には、それがいったい何なのか、何の役に立つのか、何に使えるのか、人々は疑心暗鬼で混乱したと思います。ですが人々の共通認識とお金に対する信用が増殖して行くうちに、使い勝手のいいその概念は、人々の生活にどんどん浸透して行きました。
歴史の変遷に沿って世界経済も発展して行き、お金が中心的な役割となってきたことが分かります。

現代はITの進化やブロックチェーンの普及などで、暗号資産やNFTなどのいわゆる「お金じゃないお金」の存在が世界をざわつかせていますが、実はその概念もお金の流れから歴史を学ぶとすんなり理解できます。そして、現代ならではの「お金」を理解すると、今後のグローバルな世界での生活が見えてきます。お金の本質が俯瞰(ふかん)して理解できる一冊です。


今回は「お金」をキーワードにオススメの本を聞いてみました。編集部メンバーとしては、すぐにポチっとしたくなる本ばかりでした!
「金融会社の社長がオススメする本はむずかしそう」と思った方もオススメ文を読むことで、興味を持っていただけたらうれしいです。みなさんもぜひ手に取ってみてくださいね。

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