「外貨ex」開発チームが目指した、FXトレードアプリのユーザー体験
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「外貨ex」開発チームが目指した、FXトレードアプリのユーザー体験

外貨ex byGMO 公式note

外貨ex byGMOの新サービスを担当した山本 圭佑さん、大竹 陽平さん、大原 香帆さんが、プロジェクトの裏側を語ります。

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「いつでもどこでも取引しやすい」新しいFXトレードアプリを目指したプロジェクト

ー 新FXアプリ「外貨ex」プロジェクトが始まった経緯を教えてください。

山本当社はFXトレードアプリ「Cymo」を運用してきました。使いやすさや情報の見やすさがユーザーから好評で、外貨ex byGMOを代表するFXトレードアプリとして成長してきました。一方で、開始から10年を超えるサービスであることから、最新版iOS/Androidの開発レギュレーションに準拠しながら、新機能の開発が難しいフェーズに……。

「Cymoの後継になるようなFXトレードアプリを開発しよう」という議論が以前からあり、2019年春に本プロジェクトが発足。2020年5月30日に「外貨ex」をリリースしました。

私はFXシステム責任者、大竹さんはディレクター、大原さんはデザイナーとして参加しています。

山本さん

山本 圭佑:
大学卒業後にシステム開発会社にて金融システム設計、開発に携る。その後証券会社へ転職し顧客サービスシステムの開発、運用保守に従事。2018年外貨ex byGMO(当時YJFX!※)へ入社し、外貨exシステムの開発、運用保守を担当。

※当社は2021年9月27日に社名を変更しました。そのため文中の社名は現在の社名に修正しております。(2021年9月27日)

ー 大竹さんと大原さんの関わり方を教えてください。

大竹:前職ではWebサイトのセールスに従事しており、外貨ex byGMO入社後はカスタマーサポート部門に所属。本プロジェクトには、初期メンバーとして参加しました。初のスマホアプリ開発でしたが、ディレクションから要件定義、画面設計や開発ベンダーとの調整など、様々な経験ができた1年でした。

大原:私はデザイナーとして外貨ex byGMOに入社し、すぐ本プロジェクトの担当になりました。「外貨ex」のデザインコンセプトからUI/UXまで、アプリ全体のクリエイティブに携わりました。

山本:大原さんは入社後すぐ、デザインコンセプトの締め切りが迫っている中で、主体的にキャッチアップしてくれたのが印象的でした。

大原:実は私、金融やFXの知識がなくて(笑)。大竹さんをはじめ周りのみんなに取引のルールなどを教えてもらいながらの日々でした。デザインをFIXできた時はホッとしました(笑)。

大竹:金融業界で働くデザイナーは多くないので、大原さんのように「金融業界未経験でもデザイナーとしてチャレンジしたい」と入社してくれる人は頼もしいですよね。

山本:大原さんの参画によって、画面設計書やモックのクオリティがグッと上がり、プロダクトの完成イメージが明確になりました。金融知識がないからこそ、初心者目線でUI/UXの設計をゼロベースで提案してくれたのも助かりましたね。

大原さん

大原 香帆:大学卒業後アパレルメーカーに入社、ネットショップを営もうと思いITスクールへ通うが、webデザインが楽しいことに気づき制作会社に転職。事業会社を経て2019年7月に外貨ex byGMO(当時YJFX!)に入社し、現在は主にアプリデザインを担当。

ユーザーの利便性を最優先に、ゼロから考えたアプリのコンセプト

ー 「外貨ex」の新規開発で、大切にしたコンセプトは何ですか?

山本:「Cymoの後継になるようなFXトレードアプリ」を目指していたので「Cymo」の優れた点や課題点を徹底的に洗い出すことから始めました。

「Cymo」の中でも、特に評価が高いのが「シンプルな画面と見やすいチャート」です。思い立った時にスマートフォンで気軽に取引できる点が、ユーザーから支持されているので「外貨ex」設計時もその点を継承しつつ、改良点を加えました。

習慣的に開くチャートの画面は、これまでの見やすさやシンプルさを重視しつつ、描画のパフォーマンス向上も図り、計算の複雑な基本指標や補助指標もスマートフォンで参照できるようになりました。

ー 近年、アプリのUI/UXが注目されています。トレンドや使いやすさで考慮した点は?

大原開発で推奨される iOSの「Human Interface Guidelines」や「Androidのマテリアルデザイン」を踏襲しつつ、FX特有の取引画面の使いやすさとのバランスを大切にしました。

特にチャート画面や発注画面は情報量が多く、プラットフォームのレギュレーションに忠実に沿うと、逆に画面が見づらくなったり、必要な情報が入り切らなくなる可能性がありました。

チャート

※ チャート - ワンタッチ注文チャート:画面構成

そのため、部分的には数年前のトレンド「スキューモーフィズム」を採用したり、レギュレーションで推奨されていないサイズのボタンやフォントの導入もしています。

大竹:実際にモックを操作してみると、誤発注しやすいパーツの並びや、取引に必要な情報が画面に入り切らないケースもありましたよね。最新のトレンドには準拠しつつ、導線や視認性を重視しながら検証を重ねました。

大竹さん

大竹 陽平:
大学卒業後WEB制作会社に就職。主に不動産・クリニックへのWEBを使ったソリューション営業に携わる。転職後、海外にて同様のソリューション営業に携わり、2014年外貨ex byGMO(当時YJFX!)に入社。カスタマーサポート業務からスタートし、2018年マーケティング部へ異動。現在アプリの企画開発やオプトレ!のプロモーション業務に携わる。

技術とデザインで、上流工程から金融ビジネスに貢献できる

ー どういう人が、今後の外貨ex byGMOに求められていますか?

山本:「外貨ex」のリリースで、プラットフォームに準拠したアーキテクチャを構築することができました。今後もアップデートを予定しているので、ユーザーが更に当社のサービスを楽しめるような新機能や、ビジネス的なチャレンジに取り組めるはずです。

今回は「外貨ex」というスマートフォンアプリの新規開発がメインでしたが、今後は本体のサーバーサイドやインフラについても、段階的にモダンアーキテクチャへ刷新するプロジェクトが進行しています。

外貨ex byGMOという大規模な金融のディーリングシステムに対して、データセンターやアーキテクチャの選定といった幅広い領域に関われるのは、エンジニアとして貴重な経験になると思います。

外貨ex byGMOでエンジニアリングする醍醐味は、自分たちが開発したプロダクトや機能がビジネスに直結し、ユーザーの資産形成に役立ったり、事業の売上に貢献することです。「技術や開発力で、ビジネスに直結する仕事がしたい」という人にはおすすめですね。

最近は、投資への関心から外貨ex byGMOに求められる技術要件や、増加するユーザーに比例したトラフィックも高まっています。絶対に落とせない金融基盤や、難易度の高いディーリングシステムを開発してみたい人にも、外貨ex byGMOは魅力的だと思います。

大原:デザイナーで金融をやりたい人は、まだ少数派。制約が多かったり、表現に縛りがあったり、デザイナーが関われる領域が少ないという印象が理由かと思います。

私が外貨ex byGMOで体験した「外貨ex」の開発は、上流工程からゼロベースで関わり、職種問わずアイデアを出して良いプロダクトを創っていく、裁量権と責任がセットになったプロジェクトでした。

金融知識ゼロの自分だからこそ、初心者の目線でアイデアや疑問を出したり、使いやすい導線やUI/UXを提案したり、領域を問わずデザイナーとして関わることができました。

制約があるからこそ、クリエイティブやデザインの工夫次第で大きく貢献できるのも、金融というジャンルだと実感しました。金融というビジネス領域に対して、デザイナーとして、クリエイティブの力でチャレンジしたい人にぜひ来てもらいたいです。

大竹「初心者の目線が大切」という考えに同意です。ディレクションや企画も、金融業界以外の人からのアイデアやチャレンジが、今後は求められると思います。

自分はFXを長くやってきたので固定観念もあり「FXのツールならこれ!」というイメージがあります。しかし、最近は若年層や女性など、これまで投資やFXに触れてこなかった人たちが、新規で口座を開設して取引するケースが増えてきました。

初めてFXに触れる人にとって、投資の価値観や金融に対する考え方も変わってきているはず。固定観念に縛られず、新しい発想で新しいユーザーを開拓していく必要があると感じています。

山本:付け加えると、職種を問わず、コミュニケーション力や推進力がある人を求めています。

Withコロナ時代に即して、当社はフルリモートが前提の開発環境です。自分の意図を伝える力や、相手の考えを汲み取る力は、今まで以上に求められていると感じます。

「自分の仕事はこれ」と決めず、プロジェクト成功に向けて、自分がやれることにチャレンジできる人は、大いに活躍すると思います。

大竹:自分の仕事を限定せずに、やってみる気持ちは大切ですね。私にとってスマートフォンアプリ開発は初めてだったのですが、気づけば画面設計書を書いていました。「失敗してたら誰かがフォローしてくれるかな」と思って書いていたのですが、実際私の書いた画面設計書も、大原さんが巻き取ってくれましたし(笑)。

大原:あの画面設計書が、入社してすぐの知識ゼロの私を助けてくれました(笑)。職種問わず自分がやれることに手を伸ばせる環境で、初のチャレンジに対して周りが応援してくれるというのは、外貨ex byGMOの良いところですよね。

アプリ2

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外貨ex byGMOでは、共に働く仲間を募集しています。ご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。



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