日本証券業協会がnoteで「 #お金について考えていること 」コンテストを開催しています。これは当社としては見逃せない！ということで、代表取締役社長や執行役員に「お金」に関する記事を書いていただきました。今回はLさんの記事です。

定期的にお金が支給される世界が実現したら

最近『ベーシックインカム』という言葉がよく聞こえてくる。調べてみると

とある。『お金』と『働くこと』について少し妄想を膨らませてみよう。
ベーシックインカムって、もしかしたら夢の話かも？実現したら働かなくても生きていけるかも？

でも待てよ・・・

だれも働かなくなったら、食べ物や服など生活必需品をだれが作るのだろう。結局働く人は必要なのかな。

ロボットやAIがあれば、だれも働かなくてよくなる？

それとも、今流行っているロボットやAIが人の代わりに働いてくれればいいのか。ベーシックインカムの実現した世界でモノの製造やサービスの提供をすべてロボットやAIがやってくれるようになったとしたら、夢の世界になりそう。そんな世界はまだ先かもしれないけど、ちょっと想像してみたくなる。

でも待てよ・・・

 そのロボットとAIはだれが責任を持って補修したり、改善したりするのだろう。結局働く人は必要ってことか。

 人類が滅亡しちゃうかも

ロボットやAIが、自らロボットやAIを改善していく世界が可能ならいけるかもしれない。でもそうなったらそれこそターミネーターのような世界で人類の終わりじゃないか（笑）。人類が滅亡するならベーシックインカムをもらっても意味がないから、これはやっぱりだめかな。

最後は人間がコントロールできるような仕組みがいいな。そうすると、やっぱり働く人は必要だ！

すごい格差社会になるかも

コントロールをする人間がいる前提で、その先をちょっと想像してみた。コントロールする人が悪い人だとまずい！悪さをしないように、なにかメリットを与える仕組みが必要かもしれない。ベーシックインカムが実現した世界は何もしなくても生きていけるわけだし、魅力的なインセンティブが必要になるのではないか。

魅力的なインセンティブってなんだろう。権力かな？そうだとすると、コントロールする人は仕事をすればするほど豊かに、そして権力を持つということか。働く人と働かない人の間ではものすごい格差や階級の差がうまれそう。 既得権者は自分の利益を守りたいだろうしちゃんとした法律やガバナンスがないと、奴隷社会のようなひどい格差が生まれそうでこわい。

人類に残される仕事はどんなもの？

格差のある社会になったら富裕層向けのビジネスはなくならないかも？富裕層向けのサービスの中でもはロボットより人の方が好まれるものもあるかな。手に触れる温かみが必要なものやカスタマイズするものとか。

でも、それもロボットやAIがそれ以上に進化したら結局人はいらないという話になってしまう。 そこはロボットに負けたくないけど、ロボットとの勝負はあまくないだろうな。となるとロボットを作る側の仕事がいいかな。

ロボットを動かすにはエネルギーが必要だが、そのエネルギーを作る仕事はさすがにロボットにコントロールされたくないな。そういう意味では、ロボットにコントロールさせたくない仕事も残るのかな？なんとなく、働く方向性は見えてきたかも。ロボットと勝負する仕事か、ロボットを作る側の仕事か。

 ・・・妄想は尽きないが、このへんで終わりにしよう（笑）。

働くことを楽しみつつテクノロジーの進化に期待

ベーシックインカムの世界を妄想してみたが、結論私たちはやっぱり働かないといけない。働くことから逃げられないのであれば楽しむことが一番。それは今の時代にも言えるし、妄想の世界では働くことを楽しめるようになるとすごいお金持ちか、すごい権力者になれるチャンスがあるから頑張る気になるかもしれない（笑）。

一方で、実現性はさておきベーシックインカムが実現したら、基礎的な生活が守られ、飢餓や困窮は減るだろう。そして技術的な進歩とともに、今後淘汰されていく仕事、残る仕事もなんとなく見えてきた。

少々ファンタジーの世界になってしまったが、今の仕事を考えるきっかけになったし、今後のテクノロジーの進化に期待せずにはいられない。

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